私が女性ITエンジニアを目指したきっかけ

私が女性ITエンジニアを目指したきっかけ

私が女性ITエンジニアを目指したきっかけを話したいと思います。

プロフィールにも記載しましたが、女性エンジニアは、7%ととても少な10人に1もいないという希少です。

そんな希少な職業になぜ目指そうと思ったのかを書いていきたいと思います。



コールセンターで働いていた過去

私は23歳の頃、私はある大手メーカーのコールセンターで電話やチャット窓口の対応していました。

1年ほど経ったある日、WEBチームに入らないか声がかかったのです。

WEBチームでは、電話対応のトークフローやナレッジ、サポートサイトのFAQをHTMLで起こしていくような世間的には「HTMLコーダー」と呼ばれているような仕事です。

HTMLコーダという仕事

コーダーはWebデザイナーが仕上げたデザインを元に、HTMLとCSSを使ってWebサイトを表示するソースコードを作成する職業です。コードを書く作業を「コーディング」と呼び、職場によってコーダーやWebコーダーと呼ばれることもあります。

引用:https://www.bigdata-navi.com/aidrops/1692/

ここにも書かれているようにHTMLでコーディングしていく仕事です。主にWordPressのようなCMS(※)を使ってコーディングの作業をしていました。

ただ、原稿を渡されてHTMLでマークアップしていくだけでなかった。

ハードやソフト開発の方が起こしてくれた文章やイベントの内容の企画書を読んで、考える必要があったのである程度ライティングの仕事も含まれていました。

人と話すのは得意だったのですが、文章力がまったくなかった私はよく「本を読め」と言われていました。

そんな日々を送って、3年ほど経ったある日、WEBディレクターに昇格しました。

※CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の頭文字をとった略称です。web制作に必要な専門的な知識が無くても、webサイトやコンテンツを構築・管理・更新できるシステムのことを言います。

参考:https://www.asobou.co.jp/blog/web/about-cms

ちなみにWordpress、はてなブログMediaなどもCMSです。



WEBディレクター

Webディレクターとは、Web業界においてプロジェクトを監督・指揮・管理する人を指します。WebプログラマーやWebデザイナーなどのWeb制作に関わるスタッフ達をまとめ、クライアントの要望にかなったWebコンテンツを作り上げることが、Webディレクターに求められる役割です。プロジェクトの進行管理をはじめとするWebコンテンツ制作の責任者がWebディレクターといえます。

Webディレクターの主な業務は、スケジュールの進行管理、コンテンツの品質管理、プロジェクトメンバーの選定、クライアントと現場スタッフの橋渡しなどです。

引用:https://www.internetacademy.jp/it/management/direction.html

コールセンターだったので、役職はSVでしたが、仕事内容は、WEBディレクターのような仕事でした。

仕事内容はだいたい合っていてカッコ良くいうと↑のなのですが、、、、コンテンツの品質管理が一番力を入れていて、校閲ガールを見た時に校閲ガールの仕事と似てるなと思っていました。

文章の一文一文、徹底的に読み、事実確認までしっかり行うこと。

コールセンターの対応をする新人さんもベテランも勘違いがない文章にすること。

その商品を使って何かしら困って調べてFAQを見ているので、様々な状況の人に伝わること。

上記を特に気にして仕事をしていました。

大手のメーカーのコールセンターなので、誤案内があっては困る。

また、大手メーカーのFAQに間違えがあっては困るのです。

たぶんここで文章力は養えたのではないかと思います。

転職を考えたきっかけ

スマホファーストという大仕事が転職を考えるきっかけになりました。

誰かの一言で始まった「このページ今の時代に適してないですよね。」

そんなわけで始まったスマホファースト。

CMSを使っていたため、特にCSSなどでコーディングするのは本当に稀で、使うことが少なかったのですが、この時はCSSをすべてカスタムで作り、すべてのページをレスポンシブにし、パソコン、タブレット、スマホのサイズに適用。

私が監督し、3人のコーダーさんたちに作ってもらいました。

私がほぼ、6人くらいいるコーダーさん達の校閲を担当していたので忙しかったのもありますが、スマホファーストをお願いしたコーダーさんたちは、どんどんレスポンシブやSEOを加味してコードを書いて成長していくのに対し、私はまったく成長できなかった、、、そう思えてしまったのです。

そして、難しい動きなどを取り入れる時は、タスクが足りないため別部署のフロントエンドのエンジニアさんにお願いをする。

そんな感じでわたしの中でHTMLコーダの経験を得てのWEBディレクターと言ってもコードはあまり書けず、中身すっからかんではないか、という気持ちが芽生えてしまったのです。

ちなみにスマホファーストは大成功で離脱率やユーザー評価も大幅に上げられて、読みやすいページになったと社内でも評価され間違えなく功績になりましたが、、、

ここにいると今よりコードを書くことは少なくなる。ここにいては、一生プログミングは、語れないぞと向上心が芽生えエンジニア転職を考え始めました。

最後に

これが、私が女性ITエンジニアを目指したきっかけです。

ちなみに、CMSを使ったHTMLは本当に1、2週間もあればざっと覚えられます。

転職の際に何度かほぼ未経験ですね。と言われたので、こんなにWEBに関わっているのにとショックでしたが現実はそうでした。

自分のこと書くってはずかしい、、、人気であれば転職活動の内容も記事を作りたいと思います。

そのほか、転職に関するページは、こちら