2021年1月9日に佐渡ケ嶽部屋に所属する序二段の琴貫鐵(ことかんてつ)力士(22歳)が、自身のツイッターを更新し、新型コロナウイルスへの感染恐怖を理由に引退することを発表した上で、Twitterでは言えないことがあるとのことで、貴闘力のYoutubeチャンネル貴闘力部屋に出演。
新型コロナウイルスへの感染恐怖を理由に「心臓の手術」をしていたこと語ってくれています。
目次
衝撃引退を決意した琴貫鐵(ことかんてつ)は心臓の手術をしていた!
佐渡ケ嶽部屋に所属する序二段の琴貫鐵(ことかんてつ)力士の病気だった情報はなかったのですが、琴貫鐵こと「柳原 大将」さん本人が相撲業界に入門してから3年ほどで心臓の手術をしていたことを激白しています。
琴貫鐵(ことかんてつ)がYoutubeチャンネル貴闘力部屋で語った手紙全文
今回の件で貴闘力のYoutubeチャンネル貴闘力部屋に「柳原 大将」さんが出演し、Twitterの文章だけだと伝わらなかったと感じた柳原 大将さんは「いろいろまとめてこれなかったので紙にしてきた」といううことで、今回のことを手紙にまとめています。
【手紙全文】
今回僕の引退の事で皆様には色々と迷惑とご心配をおかけしました。
厳しい意見も心優しいお言葉もすべて目を通しています。
今回の件でTwitterの文章だけだと伝わらなかった部分もあるかと思うので、改めて僕の言葉で何があったかお話したいと思います。このコロナを怖いと思うか平気だと思うかはその人の価値観だと僕は思っています。
でも僕はコロナはすごく怖いです。僕は病気もなく元気な体で相撲業界に入門しました。
ですが入門から3年ほど経った時に心臓の手術をしました。だから今の僕はコロナになってしまうと大きなリスクのある人間なんだと思います。
それでも今まで相撲を続けてきました。ですが連日東京2500人近い感染者の報道
緊急事態宣言の発表その状況下での相撲開催に不安と恐怖が募り
現・佐渡ケ嶽親方に気持ちを伝え
休場したいと相談しました。Twitterでもお話したのですが、結果はコロナが怖くて休場は認めないと報告を受けました。
その時僕に与えられた選択しはコロナの中
場所に出るか引退するかでした。それでも相撲続けたいという思いがあり再度師匠に「休場がだめなのでしたら、引退しかないですか」とすがる思いで相談をしましたが、少し悩んで師匠に言われたのは「そうだな」という言葉でした。
本当にショックで絶望と悔しさと悲しさで本当にいっぱいになりました。
いままでも助けてほしい時に何もしてもらえない事がたくさんあり、それでも師匠をこの部屋を頼って信じ続けてきました。相撲ができないこともそうですが、それ以上にこの協会も師匠も誰も助けてくれないんだと現実を改めて突きつけられ、引退を決意しました。
僕は本当に相撲が大好きです。
今まで応援して下さった方々、Twitterを見て僕の事を知って励ましのメッセージを送って下さった方々に本当に感謝でいっぱいです。
ありがとうございます。
Youtube貴闘力部屋より
琴貫鐵(ことかんてつ)柳原 大将は「心臓の手術」をしていた!Youtubeで語った手紙全文!まとめ
心臓の手術をしており、次心臓の手術に罹ったら確実に危ないと自分でも思っているとも語っていた柳原 大将さん。
柳原 大将さんも仰っているようにコロナの価値観は人それぞれですよね。
GOTOイベントが適用されても旅行や外出をするのが正義か家の中でじっとしているのが正義か人によって委ねられている状態。
仕事の方は、会社が決めた方針ではないといけないのか、今回のように「コロナが怖い人」は会社を辞めなくてはいけないのか。
相撲は本当に好きでも持病があるから辞める道を選んだだけの話ではありますが、「そこは相撲業界に対して協力や別の選択肢はなかったの?」というのが疑問点ですよね。
コロナ禍になってから自分を守るのは、自分しかないのだなと改めて実感する場面が多く、今回の選択を選んだ柳原 大将さんは、自分に正直に進んでいる姿にまた、わずか22歳ながらこんな事態になってもしっかり自分の声で自分の考えで発言していることが素晴らしいと思っています。
相撲業界ではないかもしれないですが、今後の活躍を期待しています。