世界遺産にもなっている10円でも有名な京都に行ったら行くべき名所『平等院』についてご紹介します。
目次
平等院とは
1052年(永承7年)藤原頼道によって、開創(創建)された寺院です。
藤原氏の栄華を今に伝える寺院としても有名です。
中でも有名なのが、十円硬貨にもデザインされているのは平等院の中にある阿弥陀堂(鳳凰堂)です。
阿弥陀堂(鳳凰堂)は平等院が開創された翌年の1053年に建立されています。
鳳凰堂のように京都に古い寺はあまり残っていません。
戦禍や火災に遭うことが多く、古い建物が残ることが少ないからです。
宇治市に平安期からある古い建物は、以下2つです。
・平等院鳳凰堂(1053年)
・宇治上神社本殿(平安後期。1100年代)
また、平等院の中にある「平等院庭園」は平安時代につくられた最古の浄土庭園とされています。
宇治橋通り
宇治駅を降りて宇治駅の前の信号を渡ってまっすぐ歩いていくと宇治橋通りがあります。
宇治橋通りにはたくさんのお茶屋さんや、有名なパン屋さんなどがあります。
食べ歩きの町としても有名です。

中村藤吉本店
宇治には数多くのお茶屋さんが並びます。
その中でも有名なのが中村藤吉本店です。
中村藤吉本店は老舗中の老舗。
安政元年、1854年の創業です。
名物の「生茶ゼリィ」を食べるために多くのお客さんが並びます。
ちなみに私が行った時は、本店は3時間待ちでした。
平等院側に進んだ平等院店の方が比較的空いているようで、混んでいたらそちらに入るのもアリかもしれないです。
スターバックスコーヒー
平等院の表参道前には、スターバックスがあります。
宇治の雰囲気が壊されないように他にはない特別な造りをしたスターバックスコーヒーです。

宇治川
宇治川(うじがわ)は、琵琶湖から、京都盆地の南部を流れる川で平等院からスグです。
ちなみに宇治川は、淀川水系の中流部の名称で、
上流を「瀬田川」、
宇治市から京都市伏見区までを「宇治川」、
桂川と木津川との合流点から下流を「淀川」と称して、大阪湾へ流れて行きます。
宇治川は、流れが穏やかで落ち着きます。
ぼーっと川辺にいると気付いたら、時間が経ってるほどです。
万葉集でも歌われています。
ちなみに↓の橋を渡ると宇治上神社本殿へ行けます。

アクセス
京都府宇治市宇治蓮華116
電車
JR京都駅から
JR奈良線に乗車JR宇治駅で下車(快速で17分、普通で30分)。徒歩10分
車
大阪 方面から
名神高速「大山崎」ジャンクションから京滋バイパスに入り「宇治西」インターから京滋バイパス側道を直進します。
名古屋 方面から
名神高速および新名神「瀬田東」ジャンクションから京滋バイパスに入り「宇治東」インター出口を左折します。
最後に
平等院は宇治駅から行くのがおススメです。
宇治橋通りがとっても楽しく、お土産を買うのにもベストな場所です。
京都駅には売っていないお土産がたくさんあります。